ツールチェンジャーに入れて、切削加工後に同じ機内でバリ取りが出来ます。
トータルコストの削減と品質向上、高品質の安定化に貢献します。
交差穴バリ取りツール セラミック砥石タイプ 製品写真

■精密加工用ブラシ(ピンク線材)はこちら

■高研削用ブラシ(青線材)はこちら



特長
マシニングセンタ、ロボット、専用機、ボール盤による加工に適しており、自動化が容易です。
線材先端の切れ刃の自生作用により研削能力が高く、切れ刃が連続しているため、研削性能が安定しています。
適切な加工条件(切り込み量、回転数)を設定することで、バラツキの少ない高い研削性能を発揮し、品質の向上と高品質の安定化を実現します。
バリ取り及びエッジの仕上げを同時に行うことが可能です。
短時間で面粗度を大幅に向上させ、研磨工程の時間短縮が可能です。
自動車部品、航空機部品、機械部品の微細バリ取り、表面研磨に最適です。

 

■種類
線 材 特 長
A11(赤色) A21(白色)に比べ追従性に優れ微細バリ取りに適しています。
線材が柔軟な為、ワークの多少の凹凸になじみます。
バリ取り後のエッジが形状を壊しません。
鉄系金属の研削、研磨が得意で、特に湿式加工において高い研削性能を発揮します。
湿式加工において、短時間で大幅に面粗度を向上させます。
A21(白色) A11に比べ剛性が強く研削性に優れています。
機械加工後の比較的大きなバリ取り加工が可能です。
湿式加工において、短時間で大幅に面粗度を向上させます。
 
構造
■砥粒入りナイロン線材との構造、特徴比較
  XEBECカッティングファイバー線材 砥粒入りナイロンブラシ線材
構 造
剛性が高い フィラメント径10μm(赤線材)15μm(白線材)のアルミナ長繊維1000本をバインダーで固めているため線材剛性が高く、加工に伴う線材変形がありません。 ナイロンに砥粒が練り込まれています。
ナイロンが基材となるため、柔軟性はあるが剛性がなく、加工に伴い線材が変形します。
高い研削性 砥材であるアルミナ長繊維を約75w/w%含有しており、線材先端の切れ刃が高密度で連続し、高い研削能力が持続します。 砥粒率が約30w/w%と低く、自生作用も弱いため、研削力は低いです。
仕上がりの均質性 線材の先端はALFの均質な切れ刃の集合体であるため、強い研削力を持ちながら安定的な仕上りが得られます。 砥粒の大きさがマバラであるため、均質性に欠けます。
目詰まりしない 線材先端の切れ刃の自生作用により、目詰まりしにくいです。 自生作用が低く、目詰まりを起こします。
乾式、湿式加工が可 耐熱温度は約150℃あり、乾式加工でも安定した加工が可能です。
湿式においても線材の剛性の低下がなく 安定した加工が可能です。
耐熱温度は約90℃と低く、乾式加工時の発熱により剛性の低下、溶融がおきます。
湿式において線材の剛性が低下し研削力が低下します。
 
用途・事例
■用途
  • 根元厚み0.1mm以下の微細バリ取り、エッジ処理
  • 表面に出ている微細バリ取り
    (1)端面(管、継手、軸部等)のバリ取り、仕上げ
    (2)微小径穴加工(プレス、ドリル、レーザー加工)後のバリ取り
  • 自動車エンジン部品等、エッジの品質を保ったまま、二次バリを発生せず、
    バリのみを除去したい精密部品
  • 平面やなだらかな凹凸、曲面の研削、研磨。
  • 自由曲面の表面処理には、ハンド工具用をマシニングセンタで使用することをお勧めします。

■事例
 
 
比較

XEBECカッティングファイバーの研磨性能、仕上がりの品質は他のブラシ(砥粒入りナイロンブラシ、真鍮ブラシ、ステンレスワイヤーブラシ等)と比較して圧倒的に勝っています。被削材として鉄、アルミニウム合金、マグネシウム合金、チタンを用いて比較しました。下記比較グラフでXEBECカッティングファイバーの研磨能力の高さをご確認下さい。
 
■SUS303における研削性能比較(乾式)
 
■S50Cにおける研削性能比較(湿式)
 
■アルミニウム合金における研磨性能比較(湿式)
XEBECカッティングファイバーはアルミニウム合金に対して湿式にて高い研磨性能を発揮します。
 
■マグネシウム合金における研磨性能比較(乾式)
IT関連注目素材のマグネシウム合金に対してもXEBECカッティングファイバーは高い研磨性能を発揮します。
 
■純チタンにおける研磨性能比較(湿式)
これまでブラシでは不可能であった純チタンに対してXEBECカッティングファイバーは高い研磨性能を発揮します。
 
使用方法
■装着方法
 
■使用方法
[ツールの当て方]
バリの発生方向からツールをあてると効果的にバリ取りが出来ます。



[事例1]
リング形状のワーク内外周のギヤ部に発生した微細バリ取り及びエッジの仕上げ例です。



[事例2]
回転方向を設定することでより効果的に加工することが可能です。 比較的大きなバリ取りやバリサイズが一定でない場合、1列目にワイヤブラシ、2列目にカッティングファイバーを用いることでより安定した加工が可能です。



[事例3]
切削加工後にカッティングファイバーによるバリ取りの自動化例です。


 

 

 
効率的な使用方法



[バリ取り加工テスト初期条件の推奨値]



1. 切り込み量 (荷重)
(1) バリ取り:0.5mm(荷重制御の場合は0.5kgf ) に設定してください。
           → 切込上限1.0mm(荷重上限1.0kgf)
(2) 表面研削:1.0mm(荷重制御の場合は1.0kgf) に設定してください。
           →切込上限1.5mm (荷重上限 1.5kgf)
2. ツール回転数 (周速)
・ø100:800rpm (251m/min) → 回転数上限 1,200min-1
・ø60:1,300rpm(245m/min) → 回転数上限 2,000min-1
・ø40:2,000rpm (251m/min) → 回転数上限 3,000min-1
・ø25:3,000rpm (236m/min) → 回転数上限 5,000min-1
・ø15:4,000rpm (188m/min) → 回転数上限6,000min-1
・ø6 :8,000rpm (151m/min) → 回転数上限10,000min-1
3. 送りスピード
40mm/secに設定してください。
4. 線材突き出し量
ø100、ø60、ø40、ø25: 15mm
ø15: 10mm
ø6: 5mm
5. 乾式 or 湿式
(1) バリ取り:乾式、湿式どちらでも可能です。
(2) 表面研削:下表をご参照下さい。
材質 SUS303 STAVAX S50C 純銅 アルミニウム合金
(5052)
マグネシウム 合金
(AZ91D)
純チタン ニッケル合金
乾式 ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆ ☆☆☆   ☆☆    
湿式 ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆ 湿式加工不可 ☆☆ ☆☆☆
☆☆☆:最適です
☆☆:適します