不可能は、イノベーションの源

バリに取り組む意味

金属やプラスチックを加工したときにできる「バリ」。

ジーベックは「バリ取り・研磨の自動化」というコンセプトを10年以上も前から提唱してきた。
その背景には「単純作業は出来る限り自動化し、人々はより創造的でやりがいのある仕事に取り組むべきだ」という考えがある。
やりがいや生きがいは、チャレンジして成長を実感することで生まれるものだからである。

しかし、バリ取りは「バリなきこと」という図面指示により、長きにわたって、直視されずに来た分野。
人手でやるしかないものという既成概念に支配されて来た分野。
ジーベックは、そんな分野に光を当て、既成概念を否定し、不可能を可能にするイノベーションを起こすべく、
全精力を投入したいと思っている。

イノベーションは、改善の先にはない。
自己否定して初めて、イノベーションは起こるのだ。

ジーベックの強み

ジーベックの強み

ジーベックを支えるのは、
・差別化された素材。
・その強みを最大化する商品を開発する技術力とマーケティング力。
・ユーザーの製造現場の実態とバリ問題を理解し、問題解決につなげる提案力。
・開発した商品を高品質に安定供給する製造技術と品質管理。
・商品に価値を付与する事業開発力。
・それらを支える安定した財務基盤。

最初に着手したのはセラミック砥石事業。
研削・研磨に最適なセラミック繊維を開発することにより、
伝統的な窯業技術が中心だった砥石の分野に、
「化学」の分野から革新をもたらした。
20年以上の歴史があるセラミック砥石市場における世界シェアは80%を超えている。
環境や時流が刻々と変化する中で高品質な製品を大量に安定的に生産するためには、
高い技術とノウハウが必要だ。

次に着手したのが、セラミック砥石の線材化。
世界で初めてセラミック砥石を線材化し、開発をしたのが、唯一無二の製品XEBECブラシである。
特長あるセラミック砥石をブラシ化したらユニークな製品が出来るのではないか?
というシーズ発想が出発点だったバリ取りツール事業。
そこから、用途を開拓し、「バリ取り・研磨の自動化」というコンセプトを開発し、
事業として発展させて来た。

世界40カ国との直接交渉と
一流企業での導入実績

世界40カ国との直接交渉と<br/>
一流企業での導入実績

両事業とも、世界40カ国を超える国へ輸出をしており、輸出比率は70%である。
その秘訣は、ダイバーシティ。
我々の基本は、各国の現地企業との直接取引、直接コミュニケーションである。
そのため、国によって異なる文化や歴史、産業構造を理解することができる。
その上で、多様性を尊重するメンバーのコミュニケーション能力、提案力、実行力により、
お客様とWin-Winな関係を築くことができるのだ。

また、自動車、航空機、医療など、様々な分野の一流企業がエンドユーザーである我々にとって、
彼らは単に「製品を使う人」ではない。
バリ取り・研磨の自動化を現場から推進してくれる大切なパートナーなのだ。
彼らのニーズや思いを汲み取り、建設的で前向きな議論をすることにより、
彼らにとって信頼できる企業であり続けることが、我々の成長につながっている。

未来を創るのは「人」

未来を創るのは「人」

お客様の声を聞き、感じ取るのも人。技術・商品を開発するのも人。
それを製造し、正確に届けるのも人。商品を活用できるようにするのも人。
見えないところで皆を支えているのも人。

だから、採用にはこだわり抜いている。
誰をバスに乗せるか。社風に合い、潜在能力の高い人だけを採用している。
経験がなくても、自分の可能性を信じ、素直で、成長意欲があり、考えて弛まぬ努力をする人。
一緒にバスに乗っているメンバーも同じ考え方だと、
途中でハプニングがあろうと、行き先がどこであろうと、楽しい旅になるだろう。

会社の役割は、メンバーに、挑戦できる環境を提供すること。
メンバーが試行錯誤して成長するために会社はある。
その成長の過程において、家族や仕事仲間、取引先、関わる人々、お客様に価値を提供する。
それが生きている意味であり、会社の存在意義である。

メンバー一人一人がジーベックを体現し、メンバーの集まりがジーベックである。
人も会社も、努力を怠らず、常に変化し続けなければ、成長も進化も出来ない。
メンバー一人一人の可能性を信じることが、
会社の可能性を、ひいては社会の可能性を広げることに通じる。
不可能を可能にする未来を実現するために、前提を疑い、挑戦し続けたい。

住吉 慶彦

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