XEBECブラシ 表面用  大径カップ型について

対象ワーク形状

シリンダヘッドやシリンダブロック、工作機械のテーブルやベッドなど、加工幅100㎜以上のワーク端面の
バリ取り・研磨
に適しています。
大型ワークに対して、加工時間の短縮(パス回数削減)、品質の向上(ラップ目解消)に貢献致します。

XEBECブラシは先端に高い研削力があるため、加工面(バリ発生部位)にブラシ先端を当てる必要があります。
突起物がある場合は、ブラシを破損させる可能性があるため、回避してください。

装着可能な装置

回転速度を制御できる装置に取り付けることができます。
マシニングセンタ・複合旋盤・ロボット・専用機などでご使用いただけます。

各ブラシの使用上限回転速度での加工に必要なトルク(目安)は、
φ125㎜:25N・m、φ165㎜:45N・m、φ200㎜:65N・mです。
ワークに接触するブラシの割合、切込み量、線材長によってトルクは変化します。

ご使用にあたって

部品構成

ブラシとスライドリングは別売りになっており、2つの製品を組み合わせ1つのツールとしてお使い頂けます。

スライドリングは、シャンク、ベースホルダ、リングで構成されており、組み立て式になっております。
リングのみ単体での購入が可能です。

*ブラシ、ベースホルダ、リングには以下の付属品が同梱されております。
 【ブラシ】 ねじ(M5-キャップスクリュー)×4、六角レンチ
 【ベースホルダ】 ねじ(M5-ホーローセット)×3、六角レンチ
 【リング】 ねじ(M5-極低頭キャップスクリュー)×1、平ワッシャ×1、六角レンチ

*リングは消耗部品となります。取付け部のガタや線材当接部の摩耗が大きい場合は交換願います。
 

ラインナップ

Φ125・φ165・φ200mmそれぞれに、赤色(A11)・白色(A21)・青色(A31)の3種類の線材タイプを
ご用意しております。
ブラシ径(mm) L1(mm) L2(mm) L3(mm) D1(mm) D2(mm) D3(mm) 重量(g)
φ125 187 122 75 135 125 25 1920
φ165 176 165 2320
φ200 211 200 2750



組み立て

① シャンクをツーリングホルダーに固定します。
 *シャンク差し込み量は65mm以下に設定してください。


 
 
② ベースホルダをシャンクに挿入し、付属ねじA・B・C(M5-ホーローセット×3)で固定します。
   左図にあるように、シャンクの線とベースホルダーの端面を合わせると、ブラシ突出し量が
   標準の15mmに設定されます。

 *ねじAはシャンクの溝の奥まで挿入し、最初に固定してください。
 *ねじB・CはシャンクDカット部に押し付けて固定してください。


 
 
③ ブラシをシャンクに挿入し、ベースホルダに付属ねじ(M5-キャップスクリュー×4)で確実に固定します。


 
 
④ リングの長穴に線材束を貫通させ、シャンク先端Dカット形状に合わせて挿入します。



 

加工条件設定方法

バリ取りの加工条件

ブラシ径 切込み量D
(mm)
回転速度S
(min-1)
送り速度F
(mm/min)
線材突出し量
(mm)
立ちバリ 横バリ 推薦
回転速度
使用上限
回転速度
バリ根元厚み
0.05mm
バリ根元厚み
0.1mm
φ125mm 0.5 1.0 800 (MAX1000) 4000 2500 15
φ165mm 0.5 1.0 600 (MAX750) 4000 2500 15
φ200mm 0.5 1.0 480 (MAX600) 4000 2500 15

 

【バリが取りきれない場合】
・使用上限回転速度に注意して、回転速度Sを25%ずつ上げてください。
・送り速度Fを10~20%ずつ下げてください。
 

【バリが取れてエッジがダレ過ぎてしまう場合、寿命を延ばしたい場合】
・回転速度Sを25%ずつ下げてください。
・送り速度Fを10~20%ずつ上げてください。

【バリが取れてブラシに偏摩耗が発生した場合】
・ブラシ回転を正逆回転の往復経路で加工してください。

 

カッターマーク除去・研磨の加工条件

ブラシ径 切込み量D
(mm)
回転速度S
(min-1)
送り速度F
(mm/min)
線材突出し量
(mm)
カッターマーク除去 研磨(面粗度向上) 推薦
回転速度
使用上限
回転速度
カッターマーク除去
研磨(面粗度向上)
φ125mm 0.5~1.0 0.3~0.5 800 (MAX1000) 300 15
φ165mm 0.5~1.0 0.3~0.5 600 (MAX750) 300 15
φ200mm 0.5~1.0 0.3~0.5 480 (MAX600) 300 15


【カッターマークが取りきれない場合】
・パス回数を増やしてください。
・使用上限回転速度に注意して、回転速度Sを25%ずつ上げてください。

【カッターマークが取れてエッジがダレ過ぎてしまう場合、寿命を延ばしたい場合】
・回転速度Sを25%ずつ下げてください。
・送り速度Fを20~40%ずつ上げてください。

【バリが取れてブラシに偏摩耗が発生した場合】
・ブラシ回転を正逆回転の往復経路で加工してください。

 

メンテナンス

使用に伴いブラシ形状が変化する場合があります。変形したブラシは、ツルーイングをすることで
形状を戻すことが可能です。
ツルーイング方法については、
こちらをご覧ください。

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