XEBEC自動調整スリーブ  運用方法について

推奨したい運用方法3パターン

XEBEC自動調整スリーブの運用方法を3パターン紹介します。

パターン①:1回加工1回調整
1回のバリ取り加工で摩耗した分だけを、加工直後に補正する方法です。
加工直後、ラックにスリーブを通してブラシ突出し量を加工前の状態に戻します。

パターン②:数回加工1回調整
数回のバリ取り加工で発生した累積摩耗量を、1回の調整で補正します。
連続で数回のバリ取り加工を行い、それによって発生した摩耗分だけを加工数回に1回ラックに
スリーブを通してブラシ突出し量を加工前の状態に戻します。

パターン③:1回加工1回測定たまに調整
機内センサを使用してブラシ摩耗量を計測し、任意の摩耗量が発生したときのみ補正する方法です。
バリ取り加工後、機内センサでブラシの摩耗量を計測し、突出し調整が必要かどうかを判断させて、
必要な場合のみラックにスリーブを通してブラシ突出し量を加工前の状態に戻します。


 

運用3パターンごとの長所と短所

運用3パターンのそれぞれの長所と短所を紹介します。

パターン①:1回加工1回調整
長所:考え方とプログラムがシンプルである。
   カウンタが1つのみで良い(工具寿命用)。
短所:最小調整量の影響で1回あたりの摩耗量が50μm以上発生しなければならない。
   突出し調整の動作が毎回発生するため加工時間がかかる。
   摩耗量の事前把握が必要(摩耗量は予測値)。

パターン②:数回加工1回調整
長所:1回あたりの摩耗量が小さくても問題ない(摩耗量:50μm以下/回)。
   パターン①のサイクルタイム短縮が望める(突出し調整が数回に1回になるため)。
短所:複雑なマクロプログラムが必要(突出し調整を行うかどうかの判断プログラム)。
   カウンタが最低でも2つ必要(工具寿命用+突出し調整判断用)
   摩耗量の事前把握が必要(摩耗量は予測値)。

パターン③:1回加工1回測定たまに調整
長所:実測値に対する正確な突出し調整が可能。 カウンタは1つのみ(工具寿命用)。
   摩耗量の予測ために事前把握をする必要がない。
   1回あたりの摩耗量が小さくても問題ない。
短所:機内センサが必要。 センサリングの時間がかかる。 要所でマクロプログラムが必要。


 

運用3パターンごとの動作イメージ

運用3パターンのそれぞれの動作の流れを説明します。
以降の説明では、XEBEC自動調整スリーブと付属品であるラック以外に、対象工作物と機内センサが
登場します。
配置状況は下図をご確認ください。
 
 
 
 

パターン① 1回加工1回調整





パターン② 数回加工1回調整



*動画はパターン①と同じです。


パターン③ 1回加工1回測定たまに調整





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